「法律時報」の2024年5月号(通巻1202号、同年5月1日発行)に、私が書きました「訴訟当事者の権利―丁寧で親切な訴訟を実現するために―」という論説が掲載されました。法律時報は、日本評論社が発行...
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弁護士コラム
近畿弁護士会連合会(司法問題対策委員会)は、2024年3月に「法定審理期間訴訟手続 Q&A」というリーフレットを発行しました。「どのような手続か」、「どんな裁判になるか」、「どのような理由で提案された...
日本弁護士連合会(日弁連)の会長選挙が2月9日にあり、東京の渕上玲子弁護士(69歳)が次期会長に選ばれました。任期は4月から2年間です。裁判所、検察庁を含む法曹三者で女性がトップに就くのは初めてです。...
「裁判所データブック2023」が2023年11月30日に発行されました。2022年の民事訴訟、刑事訴訟、家事審判などの件数や、裁判官の人数、裁判所の予算などが書かれており、今の司法の概況がわかります。...
京都の南座で師走に行われる顔見世興行は東西の人気役者が一堂に会する歌舞伎の一大公演です。浄瑠璃の趣味がある友人にお世話いただき、初日の顔見世に行ってきました。 顔見世は、劇場がその翌年に演ずる役者を...
・民亊弁護の言葉は、民事事件における弁護士の役割を示す言葉として適切である。・民事訴訟は人々のためのものであり、当事者の権利の確立が大事である。・そのために民事弁護の研究、実践、雑誌の発刊などを進めよ...
1 裁判官の仕事ぶり 裁判官は、憲法(76条)で身分の独立が保障され、良心と法律にだけ従って裁判をすればよいとされています。多くの裁判官は誠実に仕事をしていますが、すべての裁判官がいつも適切で納得のい...
1 弁護士任官のシンポジウム 6月3日、日弁連(弁護士任官等推進センター)の主催する「弁護士任官20周年シンポジウム『弁護士任官20年、これまでの成果と課題、今後の克服策』~踊り場からの飛躍を目指して...
1 民亊訴訟法の学会 日本民亊訴訟法学会が5月20日と21日、沖縄国際大学で開催されました。この学会は、民事訴訟法の研究者が会員の大半で、民亊訴訟法に関心がある弁護士、裁判官も入っています。 沖縄の会...
1 江戸時代から民亊裁判制度に国は冷淡日本では、江戸時代から国は民亊裁判の制度に熱心でありませんでした。そもそも今あるような裁判所はなく、行政庁である奉行所で、刑事裁判のかたわら民亊事件も受け付けると...